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2018.04.30

テフロン加工のフライパンで愛鳥が中毒に!? 知っておきたい危険性とは

私たちにとって身近な調理器具で便利なテフロン加工のフライパン。空焚きにより飼っていた鳥が死亡したという話を聞いたことがありませんか?

今回はテフロン中毒症の危険性と症状、予防策などをご紹介します。

鳥は要注意! テフロン中毒症とその予防策とは? 

焦げつきを防ぎ、お手入れを簡単にしてくれるテフロン(フッ素樹脂)加工のフライパン。どのご家庭にも当たり前に存在し、日々活躍している調理器具の1つでしょう。

フライパンに限らずテフロン製品はテフロンと呼ばれる樹脂塗料でコーティングしたもののことを指し、このコーティングにより優れた利便性を発揮します。

しかしテフロン加工は過度に加熱されると熱分解され、有毒ガスを発生します。それを鳥が吸引してしまうことで、テフロン中毒症と呼ばれる重篤な症状を引き起こす危険があるのです。

 

この過度な加熱は202度とも280度とも340度とも言われています。また有毒ガスを発生するまでにかかる空焚きの時間も2分~5分程度と火力や使用条件により様々です。空焚きをしていなくても調理していた食材が少量であったためにフライパンの温度が上昇しすぎていたり、テフロンで裏打ちされたオーブンを使用したためにテフロン中毒症を引き起こしたといった症例もあります。

具体的に何分以上空焚きし、何度以上になったから危険ということは断定できません。

 

またテフロン加工製品の空焚きや過度な加熱に十分気をつけることも大事ですが、実際にフライパンが何度になっているのか、有毒ガスが出ているのかをお家で計測することは難しいですよね。

 

・鳥の生活スペースをキッチンから十分に離す
・調理の際には換気扇を回したり窓を開けるなど、十分な換気を行う

 

など、愛鳥の健康を守るためにも日頃からテフロン中毒症にさせない予防策をとっておくことが何より大切です。

愛鳥の様子がおかしい! テフロン中毒症の症状とは

テフロン加工製品を過度に加熱することで発生した有毒ガスを鳥が吸引すると、主に肺水腫(はいすいしゅ)や肺出血(はいしゅっけつ)といった呼吸器障害を引き起こします。

 

・眩しそうに目を瞬きする

・口を開け、あえぐように速い呼吸をする(呼吸不全)

・ふらつき

・痙攣

・虚脱

 

キッチンで調理をしていて、愛鳥にこれらの症状が見られた場合にはすぐに鳥の診察ができる動物病院へ連れていきましょう。テフロン中毒症は鳥の場合、有毒ガスを吸入してから数分で発症し数十分で死亡してしまうこともあり、処置が間に合わないことも多い大変危険な中毒症状です。

またこの有毒ガスを人が吸い込んだ場合には、ポリマーヒューム熱と呼ばれるインフルエンザに似た症状を引き起こすこともあります。メーカー側の定める安全基準値は人を元に安全であると定められているものですので、人だけではなく、体が小さい犬や猫、ガスへの感受性の高い鳥は特に注意してあげる必要があります。

 

ただし家の中でテフロン加工製品を使ったからといって必ず発症するというわけではありません。症状がなければ様子を見ておいて大丈夫でしょう。

フライパンだけじゃない? 他にも気をつけたい日用品

テフロン加工と聞くとフライパンがまず思い浮かぶかもしれませんが、テフロン加工された製品は家庭内に沢山あります。

 

・フライパン、鍋

・ホットプレート

・オーブンレンジ、オーブントースター

・アイロン

・ガスレンジ

 

また愛鳥にとっては危険なものはテフロン加工製品だけではありません。

 

・自動車の不凍液(エチレングリコール)

・保冷剤(エチレングリコール)

・漂白剤

・人の医薬品

・アロマ、エッセンシャルオイル

・冷えピタなどの冷却シート

・乾燥剤(塩化カルシウム、生石灰)

・害虫駆除剤

・カーテン金具やバッテリーなど(鉛)

・お酒、タバコ

その他にも花や観葉植物の中には毒性があるものもありますし、カーテンやラグなどの布製品をかじり少しずつ誤飲し蓄積していってしまうこともあります。

 

私たち人にとって便利なものや欠かせないものであっても、使用法を誤れば鳥やその他ペットたちにとっては有害になってしまう製品は沢山あります。

日頃から愛鳥が口にしない、吸い込まないように予防するとともに、いつもと様子が違ったらすぐに獣医さんに相談しましょう。万が一の際に誤飲、吸引してしまったものを特定できるように、愛鳥の生活スペースを整理整頓しておくことも大切です。

愛鳥にとって危険性のある日用品の中には、人間にとってとても便利なものが多く存在します。現代社会においてそれら全てを除外して生活することは難しいでしょう。愛鳥にとって何がどのように危険か把握しておくことで事故を未然に防ぎ、正しい使用法で上手に付き合っていきたいですね。

「もっと ちゃんと ペット」編集部
「もっと ちゃんと ペット」の編集部。 ペットオーナーが、より長くペットと一緒にいられるような、役立つ情報を探して奔走中。

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