もっとちゃんとペット
2018.04.21

愛するペットがシニアになる前に学びたい! 犬猫のエイジングケア

愛するペットには一日でも多く長生きして欲しいですね。ペットの健康寿命を延ばすため、ペットオーナーは何ができるでしょうか? 本格的なシニア期に入る前から始めたいエイジングケアについてご紹介します。

いつまでも元気に! ペットもアンチエイジングの時代

動物医療の進歩や飼育環境の向上により、ここ25年間で犬の平均寿命は1.5倍、猫の平均寿命は2.3倍に延びたといわれています。愛するペットと一日でも長く過ごせるのは嬉しいことですが、長寿化が進んだ結果、病気の多様化や高齢化したペットの介護といった新たな問題も生まれています。

そこで注目されているのが、ペットのエイジングケア。家族の一員であるペットが元気なシニア期を迎えられるように、早い時期からエイジングケアを始め、ペットの健康寿命を延ばすための取り組みです。犬や猫は人間の約4倍の早さで年を取り、7歳を過ぎる頃にはシニア期を迎えます。飼っている犬が大型種ともなると、さらに老化のスピードが早まるため、もっと早い年齢からのエイジングケアがおすすめです。

この記事では、犬や猫のペットオーナーが知っておきたい基本的なエイジングケアについてご紹介します。

フードやおやつはペットの年齢に合ったものを

人間と同様にペットも、年を取るにつれて代謝が下がってきます。そのため、ライフステージ毎に最適なフードへと切り替えることが大切です。シニア向けのフードはカロリーが控えめ、かつ健康維持に役立つ栄養素を多く含むよう作られているので、エイジングケアに最適なのです。

もしペットが若いときに食べていたようなフード・おやつを与え続けていると、カロリーオーバーで肥満になってしまうでしょう。代謝や運動能力が低下してくるシニア期に突入してからのダイエットは、成果が出にくく難しいものです。それだけでなく肥満は様々な疾患とも関わりがあり、ペットの寿命を縮める原因になるかもしれません。

年齢に合った最適なフードやおやつを選び、早めのエイジングケアを始めることで肥満や食べ過ぎを予防しましょう。

適度な運動で心も体もリフレッシュ!

食事の管理に加えて、日頃から意識して行いたいのが運動です。

適度な運動は、年齢によって衰えやすい筋力を維持するだけでなく、ペットに良い刺激を与えるという点でも積極的に行っていきたいエイジングケアです。ペットも人間と同じように、一日中何もせずにぼーっと過ごす毎日では脳が衰えてしまいます。認知症予防のためにも、ペットと積極的にコミュニケーションを取って、一緒に遊んだり運動したりしましょう。特に犬を飼っているペットオーナーは、時々お散歩コースを変えたり、ドッグランに行って他のお友達と交流を持たせたりすることで、愛犬に良い刺激を与えることができます。

一つ注意したいのは、犬も猫も過度な運動は禁物だということ。過度な運動は関節を痛めやすく、シニア期になりやすい関節炎などを悪化させてしまう恐れがあります。ペットのペースに合わせた運動を行いましょう。

病気は早期発見が重要! 定期的な健康診断を忘れずに

食事や運動の管理はエイジングケアに欠かせない要素ですが、何より大切にしたいのは定期的な健康診断です。老化に伴って関節炎や眼病、腎臓病や心臓病といった病気を発症するペットは少なくありません。人間の4倍の早さで年を取る犬や猫は病気の進行も早いため、病気のリスクが高まるシニア期は特に早期発見・早期治療が重要になってくるのです。

健康診断を受診するメリットは、病気の早期発見だけではありません。健康状態を数値で把握することで、ペットにとってより良い食事や運動量を見直す機会になります。また検査結果を定期的に比較し健康状態の推移を知ると、今後のエイジングケア対策も立てやすくなるでしょう。また、獣医師から健康管理についての具体的なアドバイスをもらえる点も大きなメリットです。シニア期を迎えたら、年に2回を目安に健康診断を受けるようにしたいですね。

サプリメントって必要なの? 選ぶときの注意点とは

最近はペットにサプリメントを与えているというペットオーナーも珍しくありません。サプリメントはペットのアンチエイジングに効果的なのでしょうか? 結論から言うと、効果が実証されているサプリメントであれば、ペットの健康補助食品としてエイジングケアが期待できます。

今はネットでも気軽にサプリメントが購入できる便利な時代ですね。しかし中には効果性が不透明な製品も紛れているため、ペットオーナー自身でサプリメントを選ぶ場合には注意が必要です。サプリメントを選ぶ時には、信頼できるメーカーから販売されているか、原材料がしっかり表示されているか、動物病院でも使用されているか、といったポイントに注目すると良いでしょう。ただ覚えておきたいのは、通信販売でサプリメントを購入する場合あくまで自己責任になるということです。少しでも不安があれば、かかりつけの獣医師に相談して使用するサプリメントを選んだほうが良いでしょう。

ペットの老化を止めることはできませんが、ペットオーナーの取り組み次第では、老化を遅らせることも不可能ではありません。ペットの寿命が延び続けている今、エイジングケアは今後さらに重要になっていくでしょう。家族の一員であるペットが一日でも長く健康に過ごせるよう、日頃からエイジングケアを大切にしていきたいですね。

「もっと ちゃんと ペット」編集部
「もっと ちゃんと ペット」の編集部。 ペットオーナーが、より長くペットと一緒にいられるような、役立つ情報を探して奔走中。

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