もっとちゃんとペット
2018.04.09

老化が原因?! 愛犬の性格が変わってしまった理由と対策方法

突然愛犬に性格の変化が起こることがあります。年老いた犬とペットオーナーが、体の老化だけでなく、心の変化も含めて穏やかに暮らすにはどうしたら良いのかを確認しておき、将来に備えておきましょう。

ペットオーナーが愛犬の変化に気づくきっかけ

ふと気が付くと、愛犬の性格が変わっていることに気づくペットオーナーは少なくありません。急に、以下のような行動を始めて「あれ、以前と変わった? 」と感じたことはありませんか?

・若い頃に比べて威嚇しなくなり大人しくなった
・怒りっぽくなり過度に不安を感じている
・甘えるようになる
・食欲が変わったり好みが変わったりしている
・夜鳴きするようなった

愛犬の変化は、普段の行動や食生活、睡眠のペースなどといった行動面、性格的な変化などさまざまです。いずれも根本原因には老化がありますが、何かの病気にかかっている可能性もゼロではありません。もう少し原因を詳しく掘り下げてみましょう。

愛犬の性格が変化する理由

愛犬の性格が変化する理由として考えられることはいくつかあります。

・加齢に伴う視力の低下で、周りがしっかりと見えなくなってきているため不安を感じている
・同じく加齢による聴力の低下で、周囲の様子が分かりにくくなり不安を感じている
・精神疾患
・認知症
・ホルモンの病気で活動する力自体が低下している

加齢に伴って目が見えづらかったり耳が聞こえづらくなるなどの体の変化で、不安に思ってしている場合があります。また、精神疾患のケースや認知症などがあります。ホルモンの病気で活動力が低下している場合も。眼の視力低下には、白内障など目の疾患が関わっているかもしれません。

犬も人間と同じように老化していくものですが、言葉でそれを表現できないだけに、愛犬は人知れず我慢をしてしまいがちです。以前では不安に思わなかったことでも不安を感じるようになってしまっている愛犬のために、ペットオーナーがしてあげられることもありますので、次で紹介します。

原因別の対処方法

愛犬の性格が変わったな、と感じたとき、ペットオーナーができることはいくつかあります。もちろん、まずは動物病院で獣医師に相談するのが最優先です。しかし、ペットオーナーにしかできないこともあります。いくつか挙げますので、できるところから始めてみてくださいね。

・目が見えづらく不安を感じている:部屋の模様替えをせず、愛犬が自分の記憶で動けるようにしてあげる
・聴力の衰えなどで不安を感じている:愛犬を触るときは、見えない方向から急に触れないようにして、声をかけてから触れるようにする
・散歩などはゆっくりとしたペースで、愛犬に合わせるようにする

人間の立場に立って考えてみれば分かりますが、周囲の状況が把握しづらくなると、不安を募らせるのも当然です。そんな時に、ペットオーナーから声をかけてもらうことは、何よりも強い心の支えになるでしょう。ぜひ、積極的に声をかけて、スキンシップを取りながら安心感を与えるように心がけてください。

また、動物病院にて薬を処方されたときは、忘れないように飲ませてあげましょう。

まずは動物病院を受診して変化の理由を知ろう

愛犬の変化に気づいて動物病院に受診する際は、気づいている変化の様子を思いつく限り獣医師に伝えましょう。気になったころを書き出しておくといいですね。ひとつひとつメモを取っていくと、意外に多くの変化が起こっていることに改めて気づくかもしれません。気になる動作があれば、動画を撮って獣医師に見てもらうことも、診断に役立つ有効な手段です。

獣医師に診断と今後の治療方針について説明を受けたら、処方された薬などは必ず飲ませるようにしてください。生活上の注意事項も積極的に助言を受けて、その言葉を実践するようにしましょう。

認知症の場合は、治療と並行してペットオーナーでもいろいろ対応すべきことがあります。日ごろの運動面では、体に負担をかけない程度に運動を促したり、散歩もして太陽の光を浴びるようにしたりしてあげましょう。身体がよろめいてものにぶつかりやすくなっていたら、もしぶつけても怪我をしないように、家具の角などにクッション材をつけておくなど環境を整えます。

夜に目が覚めるようになってしまった愛犬は、可能な限り昼間起こして、元の生活リズムに戻れるようサポートしましょう。ペットオーナーの努力と獣医師の治療が両方そろうことで、愛犬は本来の調子を取り戻します。これからも長く一緒に暮らすために、できるところから対応していってくださいね。

愛犬の性格や行動が以前と変わってしまったと感じたら、まずは動物病院を受診して獣医師に相談しましょう。病気にかかっている場合はそのまま病気の治療をして、老化で五感の衰えがあって不安を覚えているようなら、不安を和らげるように対処してあげてください。ペットオーナーが落ち着いて接することで、愛犬も安心するようになるかもしれません。

「もっと ちゃんと ペット」編集部
「もっと ちゃんと ペット」の編集部。 ペットオーナーが、より長くペットと一緒にいられるような、役立つ情報を探して奔走中。

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